立正大学環境水文学分野教授に安原正也博士が就任されました。

立正大学地球環境科学部環境システム学科/大 学院地球環境科学研究科環境システム学専攻の環境水文学分野の教授に、平成27年4月1日 付で、安原正也(やすはらまさや)博士が着任されました。

 安原教授は、日本地球惑星科学連合の学術大会おいて、「同位体水文学」「都市域の地下水・環境地質」のセッションを長い間主催され、若手 研究者の育成に尽力されてこられました。
それらの御経験を踏まえ、さまざまな化学物質をトレーサーとして用いて「流域の水循環」、「物質循環」を明らかにする「流域物質循環 研究 室」を主宰していただくことになりました。
同研究室は、地球上の水循環を人間の体の中の血液循環に例えるならば、まさに血液学、地球上を循環する水の化学をメインテーマとして います。

ま た、安原教授は福島第一原発の汚染水問題に対しても、「トレーサー水文学」の視点から適切 な提言を行ってこられましたが、その御経験も環境水文学研究に大きく役立てていただけるものと考えます。

本 学科、本専攻としては、先生の「真実を求め至誠を捧げる」精神で、今後も、さまざまな環境問題に適切なアドバイスをしていただきたく ことになると思います。


安原教授の紹介記事は追ってこのコーナーにPDFファイルで掲載する予定です。