地球環境科学部ではフィールドワークの取り組みをさらに発展させるため、学年・学科・ゼミの垣根を越えた学生主体の研究プロジェクトを募集しており、採択された研究には研究費を助成しています。学生ならではの発想力と行動力を発揮し、仲間と協力して行う調査を応援します。
研究テーマにおいて必要と認められれば、海外調査を実施することができます。ただし訪問する国は、①外務省のホームページで渡航制限が出ていない国であること、②外務省の海外安全情報の危険レベルが1以下の国であることを確認し、申請書の調査計画欄にその旨を記載してください。同じ国でも地域によって危険レベルが異なりますので、そちらもチェックする必要があります。また、海外調査を実施する場合、国際交流課が実施する「海外渡航安全講習会」に必ず参加する必要があります。
野外調査において禁止されている事項、許可の有無等は国によって異なります。海外調査に際してはできる限り現地カウンターパート(受け入れ先)を確保するか、訪問国の事情に詳しい教員と相談してください。また、海外での生物・岩石等の自然サンプルの採取は基本的に行わないこと(ただし、採取の実現性が確保されていれば認められることもあります)。
海外調査を前提とした研究テーマで採択された場合、採択後に調査国が危険レベル2以上になったら代替地(国内、海外)での実施等を検討頂くことになります。その際、本来の調査趣旨から大きく変更する場合などは、採択が取り消される可能性もあります。