コロナ禍における地理学科の野外実習の取り組み (1):農業地域と地場産業地域の地域的特色

2021-11-19 (金)

コロナ禍ではありますが、地理学科では、マスクを常に着用し感染対策に十分な注意を払いつつ、野外実習を行いました。地理学科では、1 年次から日帰りのフィールドワーク「地理基礎巡検」があり、2 年次に「フィールドワーク I 」、3 年次に「フィールドワーク II 」があります。野外でのフィールドワークに加えて、事前準備や事後のレポート作成を通して、地理学的な調査・研究に取り組みます。

 

ここでは、2021 年 8 月中旬に実施した「フィールドワーク II C 」(深瀬浩三特任准教授担当)の様子を紹介します。

 

当フィールドワークでは、「農業地域と地場産業地域の地域的特色」をテーマに、山梨県甲府市と笛吹市を調査対象地域として、3 ~ 4 人グループで、観光果樹園や農産物直売所、ワイナリー、宝飾業に関する調査を実施しました。事前準備で、資料と統計データの収集、調査の方法と計画の立案、調査項目の検討、聞き取り先へのアポイントメントなどを行い、現地でのフィールドワークに臨みました。コロナ禍にもかかわらず、現地ではさまざまな方々に調査にご協力して頂き、無事に野外実習を終えることができました。

 

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写真1 扇状地に広がる果樹地域の調査

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写真2 農産物直売所の運営者への聞き取り調査

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写真3 ワイナリーの施設見学